2021年11月28日 (日)

1985年のつりトップ

小学生のころ、毎週、釣りに出かけた。海が近かったので、ほとんどは海釣り。たまに、友達と自転車に乗って遠くの池へバス釣りなんかに遠征した。

そのときの愛読書が、つりトップ。

Turitop

取材されている小学生がうらやましく、防波堤の五目釣りなんかの写真を見ては、一刻も早く釣りに行きたかったものだ。

あこがれのブラックバスを釣った記憶がないんだけど、タックルボックスにキラキラ光るルアーをコレクションするのが楽しくて、いつも小遣いは安いルアーに消えていた・・・。

まぶしく輝いていたのは、水面だったのか、それとも、たのしい少年時代だったか。

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2020年10月 4日 (日)

元傭兵たちが教えるサバイバルガイド

自分の10代後半は、日本から出ていくことばかりを考えていた。そんな時、書店で手に取ったのが「海外サバイバルガイド」だった。

当時は、「傭兵」や「特殊部隊」などちょっとしたコンバットブームみたいなのがあって、グリーンベレーや外人部隊にいたという日本人の柘植久慶さん、毛利元貞さんが指南していた。

その本の中で今でもハッキリ覚えているのが、強盗に襲われたときは”とにかく騒げ”である。

身の回りにあるもの、たとえば、灰皿などで窓ガラスを割る。それから、説得力があったのが、絶対に「強盗だ!」と叫んではいけないというものだ。隣の人たちも強盗だと恐れて出てこないから、「火事だ!」と叫ぶといいらしい。

旅の準備は、幅広く行いたい。

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2019年7月15日 (月)

ケイブンシャ「怪奇ミステリー大百科」

ケイブンシャの大百科シリーズは、小型のサイズだったが、ページが多く分厚かった。なかでも記憶に焼き付いているのが「怪奇ミステリー大百科」だ。当時の子どもたちは、掲載された写真に恐怖したものだ!

本の表紙に載っている人面岩や幽霊像、それから、髪の伸びる人形など物理的なものが多くて、なかなか説得力があったのだ。

ちなみに、怪奇関連は好評なのか、続編も多かったが、「世界の怪奇大百科」には笑えた。まず、表紙がドラキュラに仮装した少年だったり、その内容も「怪奇」とは言いながら、怪獣やモンスターの倒し方など方向性が違っていた。

それにしても、日本の怪奇現象は怖かった・・・。

 

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2019年3月12日 (火)

世界ミステリーゾーン(入門百科シリーズ)

世界ミステリーゾーン。

この子ども心をグッととらえるネーミング。
小学館入門百科シリーズでは、何度も読んだ本である。ここから、UFOや怪獣、妖怪や怪奇現象なんかにも興味が芽生えた。

科学で説明ができない謎をテーマに、少年少女が気になる話題をいくつも紹介してくれたが、今でも覚えているのが、”なぞの三角海域”バミューダ・トライアングルの記事だ。大西洋には、「魔の三角地帯」と呼ばれる海域があって、そこを通る船や飛行機は行方不明になるという伝説があるのだ。

いろいろな説明や解釈はあるだろう。しかし、現代科学でも説明できないことって、まだまだ、けっこうあるんじゃないのかな?

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2019年2月14日 (木)

小学館入門百科シリーズ

学校の図書室で思い出すのが、ポプラ社「子どもの伝記全集」「少年探偵・江戸川乱歩」シリーズなんだけど、小学校6年間で、最初から最後まで、もっとも借りたのは、小学館「入門百科」シリーズだった。

シリーズはバラエティに富んでいて、時代時代で興味が移るたびに、その分野の入門百科を読んだ。何度も借りたのは、「プロレス」だったはずだ。

それから、「円盤と宇宙人」などUFO関連で、円盤探知機の作り方やイースター島のモアイ像の巨大な体が地中に埋まっている絵なんかが記憶に残っている。

ちなみに、水木しげるの「妖怪」シリーズは、自分で買って持っていた。「ゲゲゲの鬼太郎」のひみつでは、彼の住む家にあこがれたものだ。トイレでは、鬼太郎のうんちが何かのエサになるという話を覚えている。

小学校を卒業するとき、自分の6年間の図書カードを返してくれたのだけど、一番、最初に借りた本は「サッカー入門」だった。なぜかは分からないんだけど、涙が止まらなくなった・・・。

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2014年1月24日 (金)

「音楽について話をする」村上春樹、小澤征爾

僕が二十歳だったある日、日本を出るときにカバンに入れた本が3冊あった。

そのうちの二冊は、村上春樹「風の歌を聴け」と小澤征爾「僕の音楽武者修行」だ。自分の海外での武者修行を支えてくれた二人が対談したのだ。それが、「小澤征爾さんと、音楽について話をする」である。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

二人が、縦横無尽に音楽について語り会う。基本的には、村上さんがトピックを投げかけて、それについて小澤さんが語るという形式ではあるのだが、小澤さんの強固で強烈な音楽観を独走させることなく、村上さんが普遍性をあてはめようとするやり取りが面白い。

今では”巨匠”になってしまった二人であるが、スクーターに乗ってヨーロッパを駆け回ったり、自分のバーのカウンターで原稿を書きなぐっていた時代の熱い信念は、あのときのままだ。

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2013年11月27日 (水)

寺山修司の詩

悲しくなったときは 海を見にゆく

古本屋の帰りも 海を見にゆく

                     「かなしくなったときは」より

学生時代は、寺山修司の詩が好きだった。

文芸活動の基が俳句だったから、言葉の選択も上手なんだと思う。簡潔で短い文の中に、独特の世界観があり、しみじみと心に響いてくるのだ。

文庫本の帯なんかにも使われたりして、とても有名になった、

ふりむくな ふりむくな

後ろには 夢がない

は、「さらばハイセイコー」の中にある名文で、僕も青春時代の座右の銘だった。

これは、数々の伝説を残した競走馬ハイセイコーの引退を偲んだ詩で、様々な人が自分の人生とハイセイコーの思い出を重ねていくのであるが、もうハイセイコーは、競馬場にも、馬小屋にもいない。だから、過去は忘れて前に進もう、あれは単なる競走馬であり、数枚の馬券にすぎなかったのだと思い切ろうとするのであるが・・・・

だが忘れようとしても

眼を閉じると

あの日のレースが見えてくる

耳をふさぐと

あの日の喝采の音が

聞こえてくるのだ

・・・このように詩は終わっている。

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2012年4月23日 (月)

池谷裕二「進化しすぎた脳」

脳科学の本は、おもしろい。なかでも、この本は、著者が中高生に語った内容で書かれているため、専門的な分野にもかかわらず、分かり易くてよかった。

印象に残ったはなしが、いくつかあった。

人間の手の指が10本以上に増えたとしても、脳内に新たに増えた指を操る領域が作成され、動かせるようになるというはなし。この脳の恐るべき能力を聞いて思ったのが、車や船を動かしているのが移植された人間の脳だった、などというSFの話もありえるのだなということだった。

あと、記憶があいまいになるのは、人間が優れているからだというはなし。つまり、完璧な記憶では、応用力が効かなくなるということ。前に合った人が服装や髪形を変えても、同じ人だと認識できるのは、その「あいまいさ」のおかげであるらしい。

脳って、すごいな。

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2011年7月22日 (金)

デール・カーネギー「道は開ける」

将来のことを考え始めると、だいたい、不安に行き着く。。。年金が出ないかもしれないとか、いずれ仕事が無くなるのではないかとか。

ーでも、考えたことの90%は、実際には起きない。

過ぎ去った過去をいつまでもくよくよと考えてしまう。自分のやった恥ずかしいことや他人から受けた屈辱などを引きずって、「今の自分」を傷つけてしまうのだ。

ーでも、何度も何度も考えたところで過去は変えられない。

結局、僕らは「いま」を捕らえながら生きていくしかないのだと思う。この本は、けっこう古典の作品ではあるが、現代にも十分に生かせる方法が書かれている。なにより、モヤモヤした人間の悩みをはっきりと体系化して対策を練った功績は大きいのではないだろうか。

「過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の枠のなかで生きよう。」

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2010年8月 8日 (日)

孫子の兵法

中国春秋時代、思想家・孫武によって作られ(中国戦国時代に子孫である孫臏編もある)、その後、全世界に翻訳されて、現代なお支持され続ける書である。軍人ナポレオンが愛読していたことも有名である。世界中のビジネスパーソンやスポーツ監督などにもファンは多い。

僕は、戦争の勝ち負けに法則を見つけようとして黙々と研究し続け、体系化した孫武の生き方に心打たれる。そして、その根底が「戦争の回避」だったと思いたい。

「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」

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