あばれはっちゃく、はなづまり
昭和の土曜夜のテレビ番組。ドリフの「8時だョ!全員集合」まえの30分は、あばれはっちゃくをみていた。
小学生のガキ大将が主人公で、主演の子役は何代か続いていた。彼が考え事をするときに、逆立ちやブリッジをしながら「ひらめけ、ひらめけ」みたいなことをつぶやいていたこと。また、頑固親父が叱るときの「父ちゃん、情けなくて、涙、出てくらー」も記憶にある。
でも、主題歌「タンゴむりすんな!」(作詞:山中恒 作曲:渡辺岳夫 歌:堀江美都子)を忘れてはなるまい。
なかなか、ポップなタンゴ調の歌なんだけど、ある日、学校で歌詞の内容について議論になったんだ。
「あばれはっちゃく、はなつまみ」なのか「あばれはっちゃく、はなづまり」なのか。もちろん、いまなら正解がわかるんだけど、当時、子供だった僕らは、第3勢力「あばれはっちゃく、はなつかみ」も登場して議論したのだった。