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2021年8月31日 (火)

図書館で聴いたYMO「中国女」

僕らの高校時代の夏休み、受験勉強で訪れた図書館で、そろそろ自習にも飽きてきた。

薄暗い図書館の視聴覚室で、一点を見つめながらヘッドホンに耳を傾けている学生がいた。彼がそばに置いているCD(もしかしたらテープだったかもしれない)のタイトルを見てみるとYMO(イエローマジックオーケストラ)の古いアルバムだった。

後日、同じCDを借りた。根拠はないが、あの学生が感動していたのは「中国女」じゃないかと思った。

フランス語名の「LA FEMME CHINOISE」が素敵だ。似たようなテイストの「東風(TONG POO)」より、ちょっと悲しみがあるのがよかった。

今でも、悔やまれるのが、あの学生に声をかけなかったこと。おそらく近い感性をもっていただろうに・・・。

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2021年8月12日 (木)

違反学ランの裏ボタン

当時、多くの生徒たちが不良にあこがれて、違反学ランや違反ズボンを買うのであったが、かなり高い金額が必要だった。(この辺が、裕福な家の子のヤンキーも多かった理由か?)それから、目立つ学生服は、おっかない生活指導教師なんかから没収される危険も大きい。

だから、安い小物アイテムから入っていくのが普通で、たとえば、ボタン、くしや財布とか・・・、そして、裏ボタンだ!

Ihanurabotan1

「ファッションチェンジ」カテゴリ。制服のボタンの裏側には、表のボタンを固定する小さな板型ボタンがついていた。

一般的だったのが、透明プラスチックの下にドクロやサソリ、龍や虎なんかが描かれているのもの。それから、英語ロゴのメタル製なんかもあった。有名なところでは、文字入りの「恋」「人」「募」「集」「中」がちょうど5つそろってオシャレ?だった。


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