「夕日が背中を押してくる」のさびしさ
秋の文化祭は、なぜだか、ちょっぴり悲しい。
その理由を考えていくと記憶に残るひとつの歌にたどりつく。
それは「夕日が背中を押してくる」(作詞:阪田寛夫 作曲:山本直純)だった。たしか、小学校の学習発表会で、よそのクラスが歌っていたんだけど、いつも夕日が差す教室の窓から、本番に向けた練習が聴こえていたのだ。
夕日が背中をおしてくる まっかな腕でおしてくる
歩くぼくらのうしろから でっかい声でよびかける
さよなら さよなら さよなら きみたち・・・
その歌詞の寂しさは、夕日の孤独を感じてしまうからだと思う。でも、次に続く歌詞「晩ごはんが待ってるぞ。あしたの朝ねすごすな。」で前向きにしてくれ、ちょっぴり救われるのである。
| 固定リンク
コメント