自宅ゲームセンター化
子どものころに誰もが夢見ることのひとつは、自宅をアーケードやゲームセンターにしたい!・・・だろうと思う。少なくとも、僕はそうだった。たのしいゲーム台が並んでいる光景はユートピア、そのものである。
もちろん、大型のゲーム機やメダルゲーム台を集めることは、子供の自分には不可能なことだった。そこで最初に考えたのは、ファミコンを接続したテレビを2、3台並べてみることだった。(ちなみに、これは「ファミコンセンター」として事業化された)近所の友達やお兄ちゃんからゲーム機とテレビを借りて運んだのであるが、母親からこっぴどく怒られて、すぐに返却となった・・・。
次に、テレビゲームはあきらめて、小型の電子ゲーム機やゲーム盤を並べてみた。これは、そのひとつ、エポック社ジャックポットⅡ。
そのほかに、ビンゴゲームのガチャガチャ、お化け屋敷ゲーム、とこじんまりしたものになった。家に呼んだ友達も数分で飽きて、マンガを読み始めた。
・・・こうして、夢は夢のまま残された・・・