粉ジュース水を失敗したはなし
粉ジュースは、粉末の粉で、水に溶くと色つきのジュースになるのだった。
僕らの駄菓子屋で売っていた味は、イチゴ、メロン、グレープ、オレンジがあった気がする。
普通、袋の端っこを小さく切り取って、そこに小さなストローをさして粉を吸うのであるが、あるとき、どうしてもそれをジュースにして飲みたいと思ったのだ。だから、10円で買った袋を持って帰って、水道水を入れたコップに粉を入れ、長いスプーンでかき回した。その味は・・・なんとも、まずいものだった。まず、欲張って、水の分量を多くしたため、薄すぎたのだ。さらに、冷やすか氷でも入れればよかったんだけど、そのひと手間を惜しんだために無駄にしてしまったのだ。
本当は、けっこういい味なのだよ。水は少なめ、よく冷やした水で作るといい。炭酸水なら最高。いまでも、コンバットレーションといわれる軍隊の携帯食料セットに粉ジュースが入っているんだけど、あの粉を水と混ぜる作業がいいんだよね。
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