牛鬼(ゲゲゲの鬼太郎)
子供のころ見ていた「ゲゲゲの鬼太郎」は、たしか、70年代版の再放送だったと思う。テレビ映像が白っぽいカラーで、ちょっぴり暗くてさびしい印象があった。だいたい、いつもトラブルを起こす’ねずみ男’など笑える妖怪が多くて、あまり怖いとは思わなかったが、ときどき、恐ろしい回もあった。
中でも、「牛鬼(ぎゅうき)」は、こわかった・・・。
巨大なクモのような身体に、鬼の顔面が付いているのだ。
まず、登場する島の雰囲気から怪しく、さらに、鬼太郎にも乗り移って、救いようがないくらいだったのだ。結局、守り神の「迦楼羅(かるら)」が特別出演して、倒すことができたのである。最後に、迦楼羅が牛鬼を火山の噴火口まで誘導するシーンをドキドキして見守った。
ちなみに、鬼太郎がカマボコにされた回もあったが、だいたい、彼が着るチャンチャンコの黒と黄色の縞模様なのがおもしろい。
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