水曜日のテレビ番組(80年代)
小学生時代、水曜日は朝から憂鬱だった。なぜなら、学校が終わってから、スイミングスクールに行かなければならなかったからだ。ただし、スクール終了後に食べるお菓子の美味しさと解放感は、僕を最高の気分にしてくれた。それから、家に帰ってからは、僕のゴールデンタイムで、ウキウキした気持ちでテレビを見れたのだ。
まず、絶対的に最優先されるテレビ番組は、「水曜スペシャル」だ。あの”川口浩探検隊”が放送される日は、必ず7時半からこのチャンネルである。
よく覚えている回は、「猿人バーゴン」と「二つの頭を持つ大蛇ゴーグ」。いつも「その時だった!」というナレーションで場面がいいところに入りそうになると、だいたいCMになり、その時間の長さと言ったら”永遠”かと思えるくらいに感じられたものだ。
以下、一般的な日のプログラムである。
夕食後の7時からは、アニメ「Dr.スランプ アラレちゃん」。ペンギン村で巻き起こる事件やキャラたちには笑えた。その後に「ドラゴンボール」シリーズが続いた。
7:30からは、同じチャンネルの「うる星やつら」。自分の年齢が上がってくるにつれて面白くなった気がする。とくに、オープニングやエンディングの曲が、ちょっぴり切なかった。
8時からは、「わくわく動物ランド」。なんといっても、”エリマキトカゲ”だろう。そのグッズを収集した思い出がある。それから、”千石先生”も忘れてはなるまい。
9時からは、「欽ちゃんのどこまでやるの」。ボーとした見栄晴や上手くしゃべれない斉藤清六が好きだった。それから、三人娘わらべの歌では、楽しくて明るい「めだかの兄妹」も、ちょっとさびしい感じの「もしも明日が」も記憶に残っている。
だいたい、水泳で疲れているので、「欽どこ」の途中で寝てしまうのが常だった。ちなみに、同時間帯に「水曜ロードショー」もあったはずだが、あまり記憶にない。
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