1980年代のドラマ劇場(曜日別)
80年代の夜のテレビ番組には、90分から2時間くらいのドラマ劇場(通常、一話完結)が、毎日放送されていた。以下、曜日別に見ていくと、、、
月曜日「月曜ドラマランド」
最も有名なのが、青島幸男主演の「意地悪ばあさん」だろう。ポップな感じの主題歌もよかった。個人的には、富田靖子の「一休さん」も衝撃的だった。きれいな女優の坊主頭は、西遊記の夏目雅子さんを彷彿とさせる。
火曜日「火曜サスペンス劇場」
タイトルにあるとおり、サスペンスものを扱っていた。子供の自分には、ちょっぴり退屈だったが、主題歌の岩崎宏美の歌う「聖母たちのララバイ」は覚えている。
木曜日「木曜ドラマストリート」
赤川次郎原作のミステリーが多く、ちょっと若い世代に人気があったと思う。ちょっぴりエッチな内容の「桃尻娘」なんかもあった。主題歌で好きだったのが、安部恭弘「テネシー・ワルツ」で、スマートなイントロから「夏の街角 泳ぎだす人魚たち・・・」と始まる歌は、そろそろ思春期を迎え始めた僕に、ちょっぴり切ないような感覚を覚えさせた。
土曜日「土曜ワイド劇場」
子供のころにハマった江戸川乱歩の作品が多かったが、大人向けに作られていて、途中で寝てしまうのだった。(女性がシャワーを浴びたりするお色気シーンも多かった!)全体的に漂う怖い雰囲気、それから、オープニングのカラフルな玉の動きは、当時子供だった年代の人の記憶に焼き付いているはずだ。
日曜日「花王名人劇場」
漫才をやらない日の「裸の大将」は、思い出に残っている。芦屋雁之助の演じる山下清のセリフ「お、おにぎりが、ほしいんだなぁ」を子供たちは真似したものだ。
ちなみに、水曜と金曜は、映画を放映していた「ロードショー」の記憶しか残っていない。
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