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2013年11月 5日 (火)

諸星大二郎「ぼくとフリオと校庭で」

中学のころにハマったジャンルは、ダントツで「SF短編」だった。

小説なら、星新一のショートショート。

マンガだったら、藤子・F・不二雄のSF短編集。それから、諸星大二郎「ぼくとフリオと校庭で」が好きだった。

あの暗くて、恐ろしくて、不思議な感じはクセになり、読み終わった後も、ホッとするような、どこか切ないような感覚を与えられるのだ。とてもグロテスクなのだけれど、不快感は少なくて、むしろ爽やかでもある。

収録作品の中で印象的だったのは、「鎮守の森」だろうか。平穏な日常から、突然、救いのない非現実的な世界に引きづり込まれるところは、自分が好きだったパターンだ。

もちろん、タイトルにもなっている「ぼくとフリオと校庭で」にも、夕日に染まった校舎のような寂しさがあっていい。

ところで、長編の方の最高傑作は、「暗黒神話」だろう。

独自の世界観を壮大なスケールで描いて見せた。ちなみに、作品に登場するおどろおどろしい怪獣を初めて見たのは、「世界の怪獣大百科(ケイブンシャ)」であった。

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