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2013年8月31日 (土)

妖怪人間ベムの泣ける最終回

闇に隠れて生きる・・・。そんな悲しい運命を背負いながらも、妖怪人間ベム、ベラ、ベロは、正義の心を失うことなく悪と戦い続ける。

 


DVDセットは、全放送分のリマスター版。

 

子供の頃に再放送で見たテレビシリーズは、おどろおどろしい恐怖映像で満載だった。そして、物語の舞台は、いつも暗くて不気味な街などが多かったのだけど、バックに流れる軽快なジャズが妙にしっくりしていたのを覚えている。

 

きれいだが、ちょっとキツイ印象のある(大きなへの字口だと最高!)女性をあらわす「べラのような女」は、よく男子が使ったワードで、多くは好意的に使われていたはずだ。もちろん、がっしりした体で頭を剃った男性を「ベムみたい」、すばしっこくて愛嬌のある子供を「べロみたい」もよく聞いた。

 

最終話で、守ってきたはずの人間たちに追われた3人が燃え上がる洋館の中でたたずむ最後に、僕らは号泣したのだ。ただし、彼らの生死が不明だったことに、かなり安堵もしたが。

 

ちなみに、歌のない音楽だけのエンディングは、どこかはかない感じがよかった。

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2013年8月30日 (金)

ジャッキー・チェン「スネーキーモンキー・蛇拳」

今なお、第一線で活躍を続ける僕らのジャッキー・チェン。その初期拳法シリーズの中で、「スネーキーモンキー・蛇拳」は最高傑作だと思うのだ。ちなみに、英語版タイトルでは「Snake In The Eagle's Shadow」となっていて、対立する二つの拳法流派である蛇形派と鷹爪派を暗示している。

ストーリーの流れが次々に展開して、コミカルなシーンとシリアスなシーンが交互に交わっていく。

なんといっても、登場人物たちが魅力的で、酔拳などでおなじみの赤鼻の師匠、ひょろひょろのハッタリ師範代、金持ちのバカ息子など、この辺が出てくるとコミカル路線が強調される。また、悪役たちもいい味を出していて、タオパイパイのモデルとも言われる最強のボス、その部下である色男のナイフ使いや西洋人偽神父の刀使いなど多彩だ。

また、この映画の中で流れる音楽も印象的で、近未来的で幻想的なのに、どこかコミカルな「オキシジャン」は異次元にトリップしてしまいそうになる。

→ ジャン・ミッシェル・ジャール「オキシジャン」紹介記事

最も好きなシーンは、ちょっとした町道場の抗争中に、師匠から人前で使うことを禁止されていた蛇拳をジャッキーが使ってしまい、殺し屋にその存在を知られてしまうところである。おそらく、ジャッキーは、劣勢だった道場の師範を助けたい気持ちより、強さを見せつけたい自己顕示欲に負けてしまったと思うのだ。

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2013年8月15日 (木)

アルゴ探検隊の大冒険

「アルゴ探検隊の大冒険(1963年米・英)」は、ギリシア神話に基づいたファンタジー映画である。原題は「Jason and the Argonauts」で、ジェイソン率いるアルゴ船の乗組員たちの冒険が描かれている。そして、この映画の目玉は、20世紀特撮の巨匠レイ・ハリーハウゼンが生み出したモンスターたちである。

大巨神ネプチューンが暴れる大海原、7つの首を持つ大蛇ヒュドラとの死闘、青銅の巨像タロスが動き出して船員を追いかけるシーンなど、すべてが圧倒的な迫力を持っているのであるが、中でも、剣と盾で武装した骸骨戦士たちとの戦闘は特撮の歴史に名を残す名シーンとなっている。

現代の特撮では、CGによるなめらかな映像の加工が主流になっているけれど、ハリーハウゼンらの得意としたストップモーション・アニメーション技法には妙な迫力があった。ちょっと不自然なカクカクした動きは、なぜか、とてもグロテスクで恐怖を感じてしまうのである。(スイスのクレイアニメ「ピングー」なんかでも使われている)

ついでに、ハリーハウゼンが子供時代に多大なる影響を受けた映画「キングコング」は、ストップモーション・アニメーション映画の金字塔として名高い。この作品の特撮担当は、ウィリス・H・オブライエン。

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2013年8月13日 (火)

ガスコイン「モンスター事典」

「FF(ファイティングファンタジー)」「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」という名を聞いてビビッとくる人もいるだろう。そう、80年代に流行したアドベンチャー・ゲームブックの人気シリーズである。(D&Dの方は、RPGボードゲーム)

そして、その物語の世界に登場するモンスターを集めた「モンスター事典」は素晴らしい本だった。それぞれのモンスターの特徴や強さなどを解説しており、とくに繊細なタッチのデザインには、とても迫力があった。

モンスター事典―ファインティング・ファンタジー (現代教養文庫)

時代的にも、ファミコンに「ドラゴンクエスト」が登場して「RPG(ロール・プレイング・ゲーム)」という言葉が一般的なものになったころで、同時期に「ハイドライド・スペシャル」や「ワルキューレの冒険」なんかもあったが、その後に登場する「ウィザードリィ」がキャラクター的には近かったと思う。

紹介されるキャラクターの中には、神話にも登場する空想のキャラクターに混じって、犬やカラスなど普通の動物がいたのも興味深い。しかし、子供のころは、地味な妖精系モンスターなどはパラパラ進んで、ドラゴンなど強そうなモンスターのページばかり読んでいたものだ。さらに、ドラゴンにも階級があって、ブラックドラゴン、ゴールドドラゴンなんかには痺れた。個人的には、ゴーレムが好きだった。

ちなみに、どのゲームでも冒険の初期に登場する不動のモンスター「スライム」を忘れてはならない。日常で見かけたら、もっとも気持ち悪いモンスターに違いない。

本棚にゲームブックとファミコンのソフトを並べて、にんまりとしていたころが懐かしい・・・。

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2013年8月12日 (月)

ファミコン名曲集・アルゴスの戦士

子供の頃やったファミコンソフトの中には、今でも印象に残っている曲がいくつかある。そして、そのゲーム音楽を聴くと友達の家でワイワイやったもの、家で留守番をしながらひとりでやったものなど思い出がよみがえるのだ・・・。

そんな名曲のひとつに「アルゴスの戦士・はちゃめちゃ大進撃」(巨大なヨーヨーが武器のヤツだ)がある。ゲームの世界観は全体的に勇壮な感じで、始まりの夕日ステージを覚えている人は多いと思う。また、「龍の哭く谷ゲルロゼオ」や「天空の島ラルピウス」などステージ名もかっこよかった。

各ステージの音楽も印象的で、勇壮だったり、不気味だったりとおもしろい。ややマイナーなステージでは、「エルガの森」のどこかコミカルな感じや途中一瞬だけ沖縄風になる箇所にはグッと来た。

ちなみに、国外のファミコンであるNES(Nintendo Entertainment System)版では、「Rygar」というソフト名で販売されていた(ちなみに、アルゴスの最後のボスキャラ名でもある)。「Rygar」では、若干、ゲーム音楽が日本版とは違っているのだが、こっちのBGMもかっこよかった。

たとえば、各ステージのところどころにアイテムなんかをくれる「仙人の間」があって、日本版でも神秘的な感じでよかったが、海外版のほうもエジプト風なミステリアスな雰囲気があっていい。

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