ダルード「サンドストーム」
ブラジルの総合格闘家ヴァンダレイ・シウバの入場曲として有名になった「Sandstorm(サンドストーム)」は、トランス系ミュージシャンでもあるフィンランドのDJダルード(Darude)氏によって生み出された。
その印象的なメロディーをくり返しながら音楽の世界観を広げていく技法は、バッハの壮大な音楽をも彷彿とさせ、僕らの時代の音楽にもしっかりと受け継がれている事実に心を震えさせられる。
2000年代、アメリカンフットボールやホッケーなど北米のスポーツ界を中心に、この曲が広く使われるようになった。ちなみに、日本ではプロ野球でよくかかっていた。「サンドストーム」がスポーツ世界で多く使われる理由は、古来より軍隊に楽隊があるように、勇壮な音楽は戦いの前に精神を高揚させてくれるからである。
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