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2013年3月14日 (木)

スネークマンショー「急いで口で吸え」

1970年代後半、ヒトクセありそうな?個性派メンバーが立ち上げた「スネークマンショー」は、ラジオ番組から始まった。主要メンバーは、桑原茂一(放送作家)と小林克也(DJ、英会話講師としても有名)で、のちに伊武雅刀(俳優)も参加。

僕が学生だった頃、先輩や友人を経由して回ってきた雑音だらけのカセットテープによって、その存在を知った。「ちょっと不気味な呪いのテープ」だと聞かされていたのだが、実際は、ラジオ・コントみたいなものだった。そして、とにかく面白いのである。ドリフのコントでもないし、不条理劇でも、ナンセンスでも、アングラでもないし、それでいて、オシャレなセンスがあって、コントの合間に流れる曲は、名曲ぞろいだった。

アルバムの最高傑作は、「急いで口で吸え」。

ほぼすべてのコントがくだらなくて笑えるものばかり、また、紹介される曲も当時流行していたテクノ系からワールドミュージックまで幅広い。サンディ&サンセッツの「ジミー・マック」は、たとえば、午前中にイベントが終わってしまった日曜日のような、心にぽっかりと穴が開いたような切ない感じが素敵だ。

そして、収録されているコントの最高傑作は、「ストップ・ザ・ニュー・ウェイブ」。

・・・メンバー募集で集まったバンドの顔合わせの日。メンバー募集をした(自称)リーダーのボーカルが「打倒YMO」など大きな目標を語っているのであるが、まったく実力がないことがバレ始め、だんだん各メンバーたちが暴走していく。その過程が抱腹絶倒で、このネタを車で聞いていたとき事故を起こしそうになったほどである。

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