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2013年2月 9日 (土)

西岸良平「地球最後の日」

子どもの頃、最初にハマった漫画が西岸良平の作品だった。

西岸良平といえば、映画にもなった「三丁目の夕日」やロングシリーズ「鎌倉ものがたり」が有名であるが、個人的には、初期の短編集が好きだ。近くの散髪屋で読んだ「赤い雲」や「蜃気楼」シリーズもよかったが、自分の中での最高傑作は、短編集「地球最後の日」である。

収録されている作品は、ありがちで安っぽいSFストーリーや救いのない不条理な話が多く、中には、残酷でショッキングな内容もあるのだが、例のほのぼのとしたタッチの絵のおかげで、嫌悪感はまったくない。読み終えたあとには、ちょっぴりさびしく、せつない感じが残り、「ペーソス(哀愁)」という言葉を覚えたのも、ここからだった。(もしくは、チャップリンの映画だったかも・・・)収録作品の中では、「ミイラの論理」と「義経伝説」が印象に残った。

大人になってから、もう一度読みたくなり、古本屋を探し回って、「魔術師」や「ヒッパルコスの海」などは見つけたのだが、結局、「地球最後の日」だけは見つけることが出来なかった。

あれは、幻だったのだろうか?

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