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2012年4月29日 (日)

英文法、ネイティブが教えるとこうなります

自分の場合、長く英語を使ってきたのに、いまだにハッキリしない点が多々ある。たとえば、「a」と「the」の冠詞とか、助動詞の微妙なニュアンスとかである。

この書籍は、その辺も含めて分かり易く解説してると思う。それ以外にも、前置詞、時制などのニュアンスの違いを教えてくれる。

個人的に一番おもしろかったのは、

アドバイス時に普通に使っていた、「had better」には、脅しのニュアンス(さもないと、悪いことが起こるよ・・・みたいな)が含まれているので、できるだけ「need to」を使った方がよいというところだった。

「ニュアンス」を知るには、やっぱり、場数を踏んでいくしかないのかもしれない。

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2012年4月26日 (木)

【洋書】アダムとイブの日記

マーク・トウェイン(Mark Twain)は、アメリカ文学の父とも呼ばれ、そのユーモラスな文体は、世界中のファンを魅了する。「トム・ソーヤーの冒険」や「ハックルベリー・フィンの冒険」は、あまりにも有名である。とくに、アウトローのハックルベリーが、子供たちの尊敬の的になっているところが微笑ましい。

「アダムとイブの日記」(原題は、"The Diaries of Adam and Eve")は、もともと、アダム編とイブ編がべつべつに発表されていたらしいが、あるときから一緒になったとされる。最初の人類である彼らの日常が、ユーモラスにつづられているのだが、物語最後の一文が、どんでん返しで、読者の目頭を熱くするだろう。

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2012年4月23日 (月)

池谷裕二「進化しすぎた脳」

脳科学の本は、おもしろい。なかでも、この本は、著者が中高生に語った内容で書かれているため、専門的な分野にもかかわらず、分かり易くてよかった。

印象に残ったはなしが、いくつかあった。

人間の手の指が10本以上に増えたとしても、脳内に新たに増えた指を操る領域が作成され、動かせるようになるというはなし。この脳の恐るべき能力を聞いて思ったのが、車や船を動かしているのが移植された人間の脳だった、などというSFの話もありえるのだなということだった。

あと、記憶があいまいになるのは、人間が優れているからだというはなし。つまり、完璧な記憶では、応用力が効かなくなるということ。前に合った人が服装や髪形を変えても、同じ人だと認識できるのは、その「あいまいさ」のおかげであるらしい。

脳って、すごいな。

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2012年4月16日 (月)

「Diva Dance」、映画「フィフス・エレメント」より

リュック・ベッソン監督、ブルース・ウィルス主演の映画「フィフス・エレメント(:The Fifth Element)」の中で、宇宙オペラ歌手ディーヴァの歌声は、静寂からはじまり、その後一転して燃え上がり、ダイナミックにシーン展開を盛り上げる。「DIVA DANCE」である。

このキャラクターの声は、アルバニアのオペラ歌手のインヴァ・ムラが担当し、その歌も彼女が歌っている。ほぼすべての部分を、人間では出せないと思われた領域で歌ってみせ、映画の音楽担当者たちを驚愕させたのである。

なお、この歌に挑戦する人たちが世界中にたくさんいて、中でもすごいのが、YouTubeなどで有名になったアメリカ人女性のローラさん(Laura Workman McMurtrey)は、テンポの上がる後半部分を肉声でやってのけている。

90年代のちょっと古い映画だけれど、この映画を忘れないのは、あの歌声のおかげだと思う。

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