江戸川乱歩「黄金仮面」ほか
乱歩の本と出会ったのは、小学校5年のときだった(土曜ワイド劇場でやっていたテレビシリーズはもっと前だったけど・・・)。「エドガワランポ」という響きは、僕らに独特な郷愁みたいなものを起こさせる。たとえば、夕日の中の図書館みたいな・・・。駄菓子好きだった僕が、駄菓子屋で人のやるゲームだけを眺めて貯金した目的は、もちろんこれだった!
頭が切れ、運動神経もよく、なによりもハンサムな名探偵・明智小五郎はいろいろな怪人と対決をする。そしてライバルは怪人・二十面相だ。奇想天外な、魔術のような独特の世界。中でも”少年探偵団”は、僕らの永遠のキーワードだ。
不気味に笑う金色のマスクをつけた大怪盗・黄金仮面が東京に現れた。迎え撃つのは、我らの明智先生。その仮面の正体は誰だったのか?
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